Koheiの感じたこと。日本語パートナーズより。

22歳が様々なことをつらつらと書いていくブログ。

【日本語パートナーズ】日本を伝えるのって簡単かもしれない【インドネシア 】

 

「これから10分間でなにか紹介してもらえますか?」

インドネシアの学校で、授業が早く終わったときなどに言われることがあるみたいです。

 

 

みなさんなら、なにをしますか?

日本の文化紹介、伝統的な遊び、日常紹介、文化比較…たくさんありますよね。

 

 

 

日本語パートナーズではこれをMy Storyと呼びます。

派遣前研修の1番大きな課題はこのMy Storyでした。

事前課題として少し考えていかなければならなかったのですが、わたしは全くと言っていいほど思いつきませんでした。文化や遊びを紹介できるほどの知識もなければ、日本社会などにもそれほど詳しくなかったからです。

なので、それほど思いつかずに研修を迎えました。

めちゃくちゃ緊張して、パートナーズとしてやっていけるのかと考えまくりました。

ですが、それは杞憂に終わりました。

 

 

研修序盤、研修を担当してくださった先生は、「生徒にとってはみなさんが日本そのものです。日常生活におけるあらゆることがMy Storyになりますよ。」と、My Storyについて説明してくださいました。衝撃でした。自分の考えがいかに固まっていたかを思い知りました。

 

 

インドネシアの生徒にとっては、普段の日本人の行動にある考え方の違いが日本を象徴しているものであって、教科書に載るような伝統よりも面白いというわけです。

 

 

わたしはてっきり、日本の文化を紹介して遊びを一緒にやっていく。つまり、外から見えている日本が日本たる所以を紹介することが任務だと考えていました。もちろんそれも大切ですが、それぞれが日本人として自分を紹介することにも大きな意義がある。研修を通して1番大きな衝撃でした。

日本を伝えるのって意外と簡単かもしれない、そう思いました。

 

 

わたしが研修中にやったMy Storyのテーマは「アカペラ」です。

大学生の頃にやっていたアカペラについて発表しました。

アカペラから日本文化を伝えることが出来るかな?と思い断念したテーマでしたが、アカペラの捉え方や練習の進め方などに日本人らしさがありました。

これについてはまた今度書こうと思います。

 

 

 

みなさんも、身近なところからMy Storyを見つけてみてください。きっと日常が楽しくなりますよ。