日本語教師には資格なし!この3つから好みの道を選ぼう!
大学生の時に日本語教師になろうと思ったわたしですが、周りの人たちからどうやってなるの?と質問が絶えませんでした。というのも、わたしは日本語学科に入っていませんでしたし教職も取っていなかったのです。わたしも日本語教師も教師という職業なのだから、教採とやらを受けたりしないといけないと思っていました。
きっとそう考えている人も多いと思います。
ですが、実は国家資格はありませんし、教員免許を取る必要もありません。
今回の記事では、3つの方法をご紹介します。
気になるものがあれば、ぜひ挑戦してみてください。
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日本語教師になるために必要な3つの道
日本語教師になるために必要なものは3つあります。
⑴大学における主専攻(45単位以上)または副専攻(26単位以上)を履修する
⑵日本語教師養成講座420時間を修了する
⑶日本語教育能力検定試験に合格する
このうちどれか1つでも満たせばOKです。
それぞれ違った形態なので、自分の生活スタイルに合った道を選べます。
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大学における主専攻(45単位以上)または副専攻(26単位以上)を履修する
大学での授業を受けることで資格を得るという道です。
大まかに説明すると、
- 大学において、日本語教育に関する課程を45単位分の修了が必要。通信の場合は、教育実習1単位以上を含む45単位で、11単位以上が面接授業などであることが必須。
- また、大学において、日本語教育に関する科目を26単位以上を修了すること。 教育実習が1単位以上で、面接授業等が6単位以上が必要。
というように言われています。
ここで気をつけなければいけない点は、これらは「日本語教育のための教員養成について」によって示されている事項を守る必要があります。そのため、日本語教育に関係しているから大丈夫だ!と安易に受けてしまうと痛い目を見る可能性があるのです。受けようと思ったら、まず大学側にしっかりと確認を取るようにしましょう。
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日本語教師養成講座420時間を修了する
これは、多くの人が進む道だと思います。
大手ではヒューマンアカデミー、アークアカデミー、KEC日本語学院などがあり、費用はだいたい50〜60万。6ヶ月で修了するものもあれば、18ヶ月ほどかけて修了するコースもあるので、生活スタイルに合わせて受講が出来ます。
幅広い年代の方が受けているようなので、気軽に参加できる点も良いですね。
最近では、学割やママ割などの制度も増えてきているみたいです。
注意点としては、文化庁が定めたカリキュラム対応の講座を受ける必要があることです。文化庁が認めたものでないといけないので、学校を決める際には注意が必要。
まとめると
- 50〜60万ほど必要
- 6ヶ月から18ヶ月までコースがある
- 文化庁の定めた講座である必要がある
といったところでしょうか。
自身の生活スタイルに当てはめて受講できるのはありがたいですね。
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日本語教育能力検定試験に合格する
年に一度(10月末ごろ)行われている試験です。受験料は10,800円で、全国7カ所(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)で受験が可能です。出題範囲がかなり広く多くの人が勉強法に苦しんでいるものです。試験対策専用の講座を開いている学校も多くあります。
参考者も多く出ているので独学で合格する人もいるようですが、多くの方は講座を受けるのが無難なところでしょうか。
- 年に一回開催
- 全国7カ所で受験が可能
- 講座や参考書もあり、独学も可能
いかがでしたでしょうか。
大学や講座の受講、試験合格など様々な道があるため、いつ始めても遅くないですね。
これらについて詳しく書いてあるウェブサイトは沢山あるので、気になったら是非調べてみてください。
何かご要望やお問い合わせがありましたら、コメントなどお気軽に。