好きな色で面倒事を早く終わらせられる!
みなさんは好きな色はありますか?
わたしは青色が好きです。なんとなく澄んだ感覚を得られるような気がしてクールだなと思うからです。そんなわたしは単純作業をするときは青色のものに囲まれた環境を作るようにしています。
というのも、人は好きな色のもとだと作業効率が上がるからです。
色彩による効率の違い
160名の学生を4つのグループに分け、まず白照明の下で単純作業を行い、続いて赤・緑・青・黄の照明の下で同じ作業を行ってアンケートに答えるというものがあります。それぞれの色は単純作業にどのように影響したのでしょうか?
結論は、「速さ・集中力に大きな差は見られなかった」でした。
どの色も下でも明らかな違いはなかったのです。つまり作業効率に関してはどのライトを使っても良いわけですね。これはかなり意外でした。
しかし、別の項目では差異が見られるものがありました。それは、感情と心身の状態です。感情に関しては、赤は活発さ、青と黄は精巧さ、緑は落ち着きの感情が見られました。心身に関しては、緑の場合のみ心身疲労が少なかったのです。山などの自然を見ると落ち着くように感じられるのは正しかったということです。
これらをまとめると、色彩による単純作業のパフォーマンスへの影響は薄いが、感情や心身疲労度には影響がある。ということです。
パフォーマンスが大して変わらないのは意外でした。
生産性や正確性を上げる色はある
色彩によってパフォーマンスに変化はないという結果でしたが、実は生産性や正確性を上げる色はあります。それは、好みの色です。被験者が好みの色の下で作業を行った場合には生産性や正確性は上昇していました。なんと色彩にかかわらず、その色を好きかどうかが効率に影響しているわけです。
何か作業をするときは、好きな色に囲まれるといいかもしれないですね。(色にもよりますが。笑)
とはいえカフェや図書館などの作業する場として利用されるスペースは基本的に白やオレンジ系の色です。これらの色を好きならいいですが、飽きてしまう!という方には「Hue」というWi-fiを介して遠隔操作のできる電球がおすすめです。なんと1600万色を自在に使えます。アラーム機能などの様々な機能もあるのでぜひチェックしてみてください。
色彩は影響するとは思っていましたが好きな色を使えるということは、ついでにおしゃれな部屋も完成しそうです。一石二鳥な記事でした。